精神科医が教える 良質読書
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- ¥1,800
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発行者による作品情報
「不親切な本」こそが、自分を成長させてくれる本。
「不親切な本」とは、今の自分の能力では読むことが難しい本です。本書ではこのような本を「限界を超える本」と呼びます。古典といわれる作品、名著と呼ばれる本など、今の自分の読解力や教養では理解できそうにない本。つまり、さまざまなジャンルの頂点に位置する“頂にある本”です。
これからの人生をよりよく生きるためには、読書は必要不可欠です。しかし、今の自分の能力の範囲内で読める「親切な本」だけを読むとしたらどうでしょうか?自分がラクにできる筋トレをしても筋肉がつかないのと同じように、「親切な本」を大量に読んだとしても本当の成長には結びつきません。
ウンウンうなりながら、1日数ページ、ときには数行しか読み進めることができない「限界を超える本」に挑戦してこそ、人生で経験するさまざまな「限界」や「壁」を乗り越えることができるのです。
「量」だけを追うのはもったいない読書。
人生に資する「良質」な読書をしよう。
本書は、読書が苦手な人にこそ読んでほしい一冊です。なぜなら、著者自身、読書が苦手だからです。本書では、30歳まで本を読まなかった精神科医の著者が、試行錯誤しながら身につけた読書術を紹介します。
たくさん読む、速く読むことが「いい読書」と思われがちですが、本書で紹介する読書術は、まったくその逆です。つまり「量」ではなく「質」にこだわる読書術です。
本を読むことは間違いなくいいことです。ですから、本書で身につけた読み方で、さらに「良質」な読書を楽しんでください。
カスタマーレビュー
本の中にも出てきた活字中毒者です
最後まで読ませていただきました。まずこの本の感想からいうと、内容が薄いです。精神科医の方が書いた読書術なので、心理学的観点、脳科学的観点から見た読書術を書いた本だと思っていたのですが、その内容はただだた著者の知識の見せびらかしにしか思えませんでした。その理由としては、いちいち例が分かりづらいところです。例に置いているところが、ヤマトタケル、古典文学についてが多かったように思えました。はじめにのところで私は読書が嫌いですと謳っておいて、読書初心者の方を獲得し、自分の持ってる知識を見せびらかす、そういう本の内容にしか思えず、読書術についても個人的観点から基づいたものが多く見られ、精神科医とタイトルに書く必要性がないとまで思いました。あまりオススメはしない本です。