無限列車での任務を終えた炭治郎たちは、蝶屋敷で療養生活を送っていた。 そんななか、炭治郎は煉󠄁獄の言づてを伝えるべく煉󠄁獄の生家を訪れる。 亡き杏寿郎を侮辱する父・槇寿郎に憤る炭治郎だったが、炭治郎の耳飾りを見た途端、槇寿郎は目の色を変える。 はたして、炭治郎は煉󠄁獄家で何を知るのか――。
宇髄とともに任務につくことになった炭治郎、禰󠄀豆子、善逸、伊之助。 向かった先は、夜に輝く街・遊郭——宇髄の三人の嫁が鬼の情報収集のために潜んでいたが、定期連絡が途絶えたという。 炭治郎たちは情報を得るため、変装して店への潜入任務を行うことになるが……。
宇髄の嫁たちの情報を得るため、それぞれ遊郭の店に潜入した炭治郎たち。潜入先でまきをの話を聞き、訝しんだ伊之助は意を決して部屋に踏み込む。一方、少女の泣き声を聞いた善逸は、声のもとへ駆けつける。傷ついた少女と荒れた部屋に驚く善逸だったが、その後ろには迫る影が——。
上弦の陸・堕姫と出会った善逸は、彼女が鬼であることを察知するが、同時に堕姫も善逸が鬼殺隊であることに気づく。そして、その直後に善逸は行方知れずとなってしまう。定期連絡で集まった炭治郎、伊之助は、宇髄からそのことを知らされ、遊郭から出るよう告げられるが……。
京極屋の主人から蕨姫花魁のことを聞き出した宇髄は、彼女が鬼であると睨む。鬼の気配を探りつつ、病気のために場所を移ったという雛鶴を探しに向かうと、そこでは雛鶴が堕姫の帯に囚われていた。一方、堕姫との戦いに苦戦する炭治郎は、状況の打破を狙い、次なる技を繰り出す——。
「ヒノカミ神楽」を繰り出しながら堕姫の猛攻に食らいつく炭治郎。しかし、宇髄たちの攻撃を受け鬼の巣から逃げ出した帯が堕姫のもとに集まり、堕姫は力を増してしまう。さらに、騒ぎを聞きつけた街の人たちが建物から出てくると、堕姫の攻撃は街の人たちにも襲い掛かり……。
花江夏樹
竈門炭治郎
鬼頭明里
竈門禰󠄀豆子
下野紘
我妻善逸
松岡禎丞
嘴平伊之助
櫻井孝宏
冨岡義勇