14番目の月

14番目の月

「COBALT HOUR」の大ヒット、人生の伴侶である松任谷正隆との結婚、初のベストアルバム「YUMING BRAND」を経て1976年にリリースされた4作目。洗練されたサウンドと都会的なセンスの歌詞はより強度を持って昇華され、アレンジや旋律、歌詞、楽器の音色のすべてにおいて、バラエティー豊かなサウンドが耳を刺激する。また、リズム隊にリーランド・スカラーらウエストコーストサウンドの強者を配置するなど、松任谷正隆や山下達郎の手によるプロダクションも完璧の一言。結婚をはじめ、大きな状況の変化もあり、本作をもって表舞台からの引退も考えたというが、それらを微塵も感じさせることのない、みずみずしくも透明感のあるポップサウンドに結実している。シティポップの象徴ともいえる名曲"中央フリーウェイ"を収録。

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