ユートピア

ユートピア

1983年にリリースされ、ファンの間で高い人気を誇る7作目のオリジナルアルバム。アイドルとして最強の輝きを放っていた彼女。発表時の初夏の季節を反映して夏のまばゆいイメージを描く歌が多く、『ユートピア』というタイトルにふさわしい幸福感が漂う。作家陣には松本隆、呉田軽穂(松任谷由実)、細野晴臣、財津和夫、杉真理らそうそうたるメンバーに加え、甲斐祥弘(甲斐バンド)、上田知華が初参加。エレクトロポップやモータウンなど多彩なサウンドに乗り、可憐で小悪魔的な魅力に満ちた歌声を聴かせる。“ちょっと悪い子”になって恋人をさりげなく誘惑する「天国のキッス」、退屈なデートにかわいくダメ出しする「ハートをRock」、ママの目を盗んで真夜中のデートに向かう「秘密の花園」など、奔放な女の子像を描く歌は、清楚系が主流だった従来のアイドルポップスに新しい感覚をもたらした。財津和夫が作曲した「小さなラブソング」では松田聖子自身が作詞を手掛けている。

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