可燃物 可燃物

可燃‪物‬

    • 4.2 • 33件の評価
    • ¥1,800
    • ¥1,800

発行者による作品情報

米澤穂信、初の警察ミステリ!


二度のミステリーランキング3冠(『満願』『王とサーカス』)と、『黒牢城』では史上初のミステリーランキング4冠を達成した米澤穂信さんが、ついに警察を舞台にした本格ミステリに乗り出しました。


余計なことは喋らない。上司から疎まれる。部下にもよい上司とは思われていない。しかし、捜査能力は卓越している。葛警部だけに見えている世界がある。

群馬県警を舞台にした新たなミステリーシリーズ始動。


群馬県警利根警察署に入った遭難の一報。現場となったスキー場に捜査員が赴くと、そこには頸動脈を刺され失血死した男性の遺体があった。犯人は一緒に遭難していた男とほぼ特定できるが、凶器が見つからない。その場所は崖の下で、しかも二人の回りの雪は踏み荒らされていず、凶器を処分することは不可能だった。犯人は何を使って“刺殺”したのか?(「崖の下」)


榛名山麓の〈きすげ回廊〉で右上腕が発見されたことを皮切りに明らかになったばらばら遺体遺棄事件。単に遺体を隠すためなら、遊歩道から見える位置に右上腕を捨てるはずはない。なぜ、犯人は死体を切り刻んだのか?(「命の恩」)


太田市の住宅街で連続放火事件が発生した。県警葛班が捜査に当てられるが、容疑者を絞り込めないうちに、犯行がぴたりと止まってしまう。犯行の動機は何か?なぜ放火は止まったのか?犯人の姿が像を結ばず捜査は行き詰まるかに見えたが……(「可燃物」)


連続放火事件の“見えざる共通項”を探り出す表題作を始め、葛警部の鮮やかな推理が光る5編。

ジャンル
ミステリー/スリラー
発売日
2023年
7月25日
言語
JA
日本語
ページ数
280
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
829.7
KB

似たブック

叛逆捜査 オッドアイ 叛逆捜査 オッドアイ
2015年
虚空の糸 警視庁殺人分析班 虚空の糸 警視庁殺人分析班
2015年
警官の条件 警官の条件
2014年
不協和音 不協和音
2016年
殺戮の罠 オッドアイ 殺戮の罠 オッドアイ
2020年
水晶の鼓動 警視庁殺人分析班 水晶の鼓動 警視庁殺人分析班
2014年

米澤穂信の他のブック

氷菓 氷菓
2001年
ふたりの距離の概算 ふたりの距離の概算
2012年
愚者のエンドロール 愚者のエンドロール
2002年
クドリャフカの順番 クドリャフカの順番
2008年
儚い羊たちの祝宴 儚い羊たちの祝宴
2011年
遠まわりする雛 遠まわりする雛
2010年

カスタマーはこんな商品も購入

爆弾 爆弾
2022年
方舟 方舟
2022年
名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件― 名探偵のいけにえ―人民教会殺人事件―
2022年
8つの完璧な殺人 8つの完璧な殺人
2023年
十戒 十戒
2023年
合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明 合理的にあり得ない2 上水流涼子の究明
2023年