『エヴァンゲリオン』シリーズを含めた庵野秀明監督の作品の音楽で知られる鷺巣詩郎は、まさに“音の職人”という言葉がふさわしい。1957年に東京都で生まれ、1970年代後半に活動をスタートして以来、作詞家／作曲家／編曲家／プロデューサー／演奏家など、さまざまな顔を持つ。ブラックミュージックから影響を受け、そのインターナショナルかつ早熟な音楽センスで、1980年代初頭からジャンルを問わず多くのアーティストに楽曲を提供してきた。また映画、アニメ、テレビ、ゲームなどの主題歌やサウンドトラックなど、膨大な作品を世に送り出している。東京、パリ、ロンドンなど、“最高の一曲”を生み出すため、今日も世界中を飛び回る。