ブルーズ

ブルーズ

幼少の頃より音楽に慣れ親しみ、 Sarah McLachlan や Coldplay といった叙情性に秀でたアーティストの影響を受けてきた新進女流シンガー・ソング・ライター、阿部芙蓉美。新宿駅西口でストリート・ライヴを繰り返してきたタフなライヴ経験とは裏腹に、待望のデビュー・アルバムで聴けるのは声を張らず、ふわりとささやくような歌唱法。その印象的な響きの中に優しさと強さを内包した作品世界は、コピー・ライターの箭内道彦、直木賞作家の石田衣良ら、各界のトップ・クリエイターを刺激し、彼らから賛辞が寄せられるほど。サウンド面ではアマチュア時代に知り合った作曲家、谷本新との二人三脚体制で、ブルージーな "なみだは乾かない" から、ゆるやかなダンス・ポップ "さみしいときはどうしている" まで、ヴァリエーション豊かな全12曲を生み出している。それら要素を結びつけているのがアルバム・タイトルに表れている青の色彩感だ。日々の生活から導き出された叙情性を色づける淡くブルーな言葉たち。"trip-うちへかえろ-" に代表されるようにするりと耳に滑り込むと、聴く者の心を美しく染め上げる。

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