Clé 1 : MIROH

Clé 1 : MIROH

「僕たちが伝えたいメッセージを、自らプロデュースした音楽を通して形にしました」とApple Musicに語るStray KidsのBang Chan(バンチャン)。グループのメンバー9人が公の場に出ることとなったきっかけは、彼らのマネージメント会社となるJYPエンターテインメント主催のリアリティショー『Stray Kids』への出演だ。グループの結成やアイドルグループのデビューを放映した番組は大好評となった。「Clé 1 : MIROH」は、デビューシングル "District 9” のリリースから1年が経過し発表された。その年は各メンバーが成長し、Stray Kidsも成果をあげ、STAY(彼らのファン向けのオフィシャルネーム)としての意識も高まり、良い手本となった年でもあった。「ファンからもらったメッセージのほとんどは、彼らにとって辛い時期だったというものでした」と言うBang Chan(バンチャン)。「僕たちはみんな人間で、同じような経験をするものです」ここでの楽曲ごとの解説は、Stray Kidsのメンバー、Bang Chan(バンチャン)とFelix(フィリックス)によるもので、アルバム「Clé 1: MIROH」の重要な背景についても意見を交わしてる。 “Entrance” Bang Chan:コンガが入った時に、まるでドアが開くようなイメージを持つと思います。それは僕たちが新しい領域に入るってことです。そのドアの先には、一風変わったとてもダークなサウンドと声が聴こえます。そこからは新たなムードと新たな世界が感じられるでしょう。曲は同じコンガで終わります。その時”ちょっと変じゃない”って気がつくでしょう。それで振り返ると、すでに新しいアルバムの新しい世界に入り込んでいるんです。 “MIROH” Bang Chan:この曲自体は迷路のようなものです。その迷路がいかにクレイジーなものかを僕たちは表現したいと思いました。ジャングルや都市でもいいんです。僕たちはこの2つの言葉、ジャングルと都市を合体させたいと思いました。それはコンクリートジャングルかもしれません。さらに、このとてもユニークな楽曲構成は新しいチャレンジと言えるでしょう。このチャレンジをファンの人たちは、"オッケー、これはマジで新しいStray Kidsだ"と思うかもしれません。 Felix:この曲はみんなを励ます、歓声のようなものです。または、自信や幸運を呼び込むための呪文のような歌かもしれません。他人を支えることについて綴った曲です。 “Maze of Memories” Felix: 新しい領域に入る時の複雑な感情や気持ちを伝えました。それがどこで、どういう場所なのかはわかりません。この曲は最初から最後までラップをフィーチャーしていて、そのフロウもちょっと変わったものです。 “Boxer” Bang Chan:"Boxer"は燃える野心について作った曲で、夢や未来に立ちはだかるものを破壊したい気持ちを込めました。それと、ビートもかなりクールだと思います。Lee(Stray KidsメンバーのLee Know)のラップもすごく印象的で、毎回聴くたびに「おお、ありがとう!」って思っちゃいます。 “Chronosaurus” Felix:"Chronosaurus"は難しい言葉ですよね。それは、恐竜の種類、"K"ではじまる"Kronosaurus"(クロノサウルス)と、ギリシャ神話に出てくる時の神"Chronos"(クロノス)と、二つの言葉を合体させた新しい言葉です。時の神と、恐竜の時代に存在していた捕食動物のイメージを合わせて、時間とは一番怖いものなのかもしれないというメッセージを込めました。夢を追いながら、僕たちは時間に追われる。僕たちは、時から逃げているのか、もしくは必死に夢に追いつこうとしているのか、ね。 “19” Bang Chan: 曲自体はR&B系のビートです。Han(Stray KidsメンバーのHan Jisung)は、20代に入る心境について曲を作りたいと強く感じていました。

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