1980年代を代表するグループ、オフコースのリーダーを務め、1989年の解散以後にソロ活動を本格化させた小田和正。1990年代にはトレンディドラマ黄金期の主題歌などを手掛け、社会現象ともいえるヒットを次々と生み、日本を代表するシンガーソングライターとして確固たる地位を確立した。やさしく伸びやかなハイトーンヴォイスと心の琴線に触れるメロディは世代を超えたリスナーを魅了し、セールスやライブ動員数で前人未踏の記録を次々と樹立。多彩なアーティストと交流を深め、積極的にコラボレーションするなど、衰えを知らぬミュージシャンシップで半世紀にわたって日本のポップシーンをけん引している。