最新リリース
- 2024年10月30日
- 10曲
- Sugarless · 2001年
- SMILE · 2003年
- Sugarless III · 2006年
- PARADE · 2006年
- PARADE · 2006年
- PARADE · 2006年
- Sweet · 1999年
- Clover · 1997年
- TIME · 2004年
- FAMILY · 1998年
- SPIRIT - Single · 2000年
- Love Song Best · 2011年
- TIME · 2004年
- はじまりの日 (feat. Mummy-D) - Single · 2009年
- THE BEST 2003~2011 · 2004年
- アストライド/LIFE - Single · 2014年
- TIME · 2004年
- 4 FLUSHER · 2000年
- PARADE · 2006年
- SugarlessⅡ · 2010年
必聴アルバム
- デビュー直後からS.M.A.P.の"夜空ノムコウ"の作詞などで注目を集めていたスガ シカオ。表情の判別しづらいビジュアルイメージと複雑な心模様を描写する楽曲スタイルで、なんとなく不穏さを漂わせていた彼が、そのディープな印象を決定的にしたのが、本作からの先行シングルとなった"あまい果実"である。恋愛感情が暴走しすぎるあまり、ストーカー行為に走ろうとする危うい心理を描いた同曲は、彼が人間の心の暗部までを突こうとしている稀有なアーティストであることを強く表明するものだった。ほかに本作中では"310"や"いいなり"でセクシャルな表現が見受けられるなど、不気味さが蔓延。しかもそのサウンドはローファイにして陰鬱である。プリンスに代表されるブラックミュージック、それもファンクをベースにした音楽性を身上とする彼だが、ここではそういったリズム中心のサウンドが、とくにアコースティックギターの響きによって生々しさを伴い、彼ならではのアクをより強烈にアピールしている。かと思えば正統的なソウルバラードの"ぼくたちの日々"では心にナイーブさを残す大人の男の横顔が見えたりするのだから、やはりひと筋縄ではいかない。99年リリースのサードアルバム。
- 2008年
- 2007年
- 2024年
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- 2020年
- 2020年
- 2020年
アーティストプレイリスト
- ファンクの精神と陰影に富んだ言葉で独自の世界観を築くシンガーソングライター。
- 2023年
- 2023年
- 2019年
- 2017年
ベストアルバム、その他
- 2021年
- 2018年
- 2013年
- 2011年
スガ シカオについて
“日本のキング・オブ・ファンク”というキャッチコピーは、スガ シカオの神髄を捉えた言葉だといえる。ライブパフォーマーとして優れた才能を持つスガが、ステージが熱くなる山場で放つのはダンサブルな「午後のパレード」(2006年)、あるいはファンクやソウルをベースにした「ストーリー」(1998年)、「19才」(2006年)といった楽曲だからだ。こうした音楽はまさに彼のルーツであり、音楽面での不動の個性を築く大きな要因となっている。とはいえ、スガの楽曲において一般的に広く認知されているのは、「Progress」(スペシャルバンドのkokua名義で2006年にリリース)や、SMAPに歌詞を提供したバラード「夜空ノムコウ」(スガ自身のバージョンは2001年)といった叙情的な歌だろう。かと思えば、「イジメテミタイ」(1997年)や「あまい果実」(1999年)では人間の心理の裏側をえぐるような深みも見せるなど、その多面性は彼が決して一筋縄ではいかないアーティストであることを裏付けている。スガの表現力の高さは作家の村上春樹や、Mr.Childrenの桜井和寿も認めているほどだ。2011年にはデビュー前から在籍した事務所から独立し、アルバム『THE LAST』(2016年)のプロデューサーに小林武史を招くなど、さらに我が道を進む活動を展開している。
- 出身地
- Japan
- 生年月日
- 1966年7月28日
- ジャンル
- J-Pop