1997年のデビュー以来、ダンス・フロアとリビング・ルームの間に引かれている境界線を軽々と飛び越えて響くサウンドで、クラブ・シーンのみならず幅広いリスナー層の支持を集めている田中知之のワンマン・ユニット、 Fantastic Plastic Machine が2001年にリリースした3rdアルバム。 EGO-WRAPPIN' の中納良恵や実力派ジャズ・シンガーの鈴木重子といった日本人アーティストから、1950年代から活躍するジャズ・レジェンド Bob Dorough 、1970年代のシンガー・ソングライター Hirth Martinez 、さらには Philadelphia Strings まで、多彩なゲストを迎えて制作された。古今東西の音楽のさまざまなエッセンスを優れたセンスでセレクト&ミックスしたサウンドは、メリハリは出しつつもアルバムとしての統一感は保たれていて、 Frankie Knuckles の不朽のハウス・クラシック “Wristle Song” のカバーなど、聴きどころは満載。ダンス/クラブ・ミュージックという狭い枠には収まり切らない音楽性を兼ね備えた、ワールド・スタンダードかつノン・カテゴリーと呼ぶにふさわしい出来映えで、海外でもリリースされて、その評価を決定的にしたアルバムでもある。
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